皆さんは、リスティング広告とSNS広告についてどこまでご存じでしょうか？

職種によってはリスティング広告が向いていたり、ターゲットによってはSNS広告が向いていたりします。そこで今回は、リスティング広告とSNS広告の違いについての説明や自社はどちらの方が向いているのかなど解説していきたいと思います。

リスティング広告とSNS広告の特徴と違い

リスティング広告とは？

ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果に掲載される広告のことです。Google・Yahoo!の検索結果画面に表示されるため「検索広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます

詳しくは下記の画像をクリック↓

SNS広告とは？

Facebook・Instagram・X（旧Twitter）・LINE・YouTube・TikTokなどのSNSで、広告を出すことができるWEB広告のことです。

リスティング広告の特徴

リスティング広告は、出稿してから短期間で検索結果の上部に広告を掲載できます。審査期間はありますが、ユーザーへのアプローチをすぐに開始できるため、効果が出るまでの期間も短い傾向にあります。

また、商品やサービスを探しているタイミングで広告を見てもらえるため購入や契約などのコンバージョンにつながる確率が高いです。

SNS広告の特徴

SNS広告は、ユーザーを細かくターゲティングでき商品の購入までは考えていないが興味がある潜在顧客にリーチができます。ユーザーと企業の距離が近いため、ユーザー同士でシェアされるケースも多く拡散されやすいのが特徴です。

低予算から出稿ができ、尚且つ他のオンライン広告ではリーチしにくいユーザー層にも情報を発信することができます。

リスティング広告とSNS広告の違い

リスティング広告とSNS広告の違いは、主にターゲット層や表示場所、広告の形式です。

ターゲット層

・リスティング広告は、検索エンジンでキーワードを入力した顕在層にアプローチ

・SNS広告は、SNSを閲覧している潜在層にアプローチ

広告の表示場所

・リスティング広告は、Google・Yahoo!などの検索結果ページに表示

・SNS広告は、SNSのフィードやストーリーズなどに表示

広告の形式

・リスティング広告は、テキスト形式

・SNS広告は、動画や画像形式

リスティング広告・SNS広告のメリットとデメリット

次にリスティング広告とSNS広告それぞれのメリット、デメリットを紹介していきます。まずは、リスティング広告です。

リスティング広告のメリット

ニーズの高いターゲットユーザーを集められること

リスティング広告は、ニーズが明確な顕在層へ効果的にアプローチができるWEB広告です。自身でキーワードを入力しているため購買意欲が高まっているユーザーの目に留まりやすく、購入や申し込みなどのアクションに繋がりやすいです。

広告の成果が測定しやすい

広告主は、どれだけのユーザーが広告をクリックしその後どれだけのコンバージョン（購入や問い合わせなど）があったかを詳細に分析できます。これにより広告の効果を確認し、必要に応じて改善することが可能です。

即効性が高い

広告の設定を完了すれば、すぐに検索結果ページに表示され始めます。バナー広告のように画像を用意する必要もないため、出稿の手間も少ないです。また、新商品や新サービスのプロモーションを迅速に開始できるため短期間で結果を求める場合に非常に有効です。

状況に合わせて広告を柔軟に調整できる

配信中の数値もリアルタイムで確認ができるため、臨機応変に設定を変えられます。すぐに広告を停止・再開ができ、結果を分析し成果の高い広告には予算を割り振り、成果が低い広告は削除するといった運用も可能です。また、1日に使える予算やキーワードあたりの予算などを細かく設定できることから広告費を都度、調整しやすいです。

検索結果の上部に表示できる

リスティング広告が表示される広告枠は、検索結果の上部で自然検索で1位を獲得しているサイトよりもさらに上に表示されます。検索ユーザーの目に入りやすいため、高い集客効果を見込むことができます。

リスティング広告のデメリット

認知拡大には不向き

リスティング広告は、検索キーワードに対して表示されるWeb広告になります。リスティング広告を目にする人は、何かしらの目的をもって検索行動をするので顕在層のニーズへはリーチしやすいですが認知拡大には不向きです。

キーワードによってクリック単価が変わる

リスティング広告を掲載するキーワードによってクリック単価の相場は変わってきます。予算自体は広告主が自由に設定できますが、クリック単価の相場よりも低い価格を想定して予算を組んでしまうと、広告がほとんど表示できない可能性もあります。人気キーワードの場合だと、クリック単価の相場が高いことも多いです。結果的に人気キーワードの広告掲載では、予算を高く設定できる大企業に有利な状況になってしまいます。

継続的に運用コストがかかる

運用コストは、広告を配信するための費用だけではなく計測タグの設置や調整をしたり、配信結果を分析して改善したり日々アップデートされる運用型広告の情報を学んだりするなどの人的スキルも含まれます。広告を配信したら終わりではなく、継続的にコストが発生するので長期的に予算組みをする必要があります。

専門知識が必要

初めての配信で成果を出し、かつ出し続けることは長年運用している人でもごく一部です。定期的なモニタリング、ブラッシュアップが必要であり、最速で最善の施策を実行するためには、その分管理画面操作の知識やノウハウが求められます。競合他社がどのようなキャンペーンをしているか、どのような広告を出稿しているのか、表示順位は何位なのかなどの調査を踏まえた上で、自社の広告を考える必要があります。

SNS広告のメリット

多くの人への認知の拡大

SNS広告を使用することにより、多くのユーザーへの認知拡大が可能となります。ユーザー数が多く、自社の製品を知らない潜在層に対しても認知を広げていくことが可能です。SNS広告は、ユーザーに対して自然にアピールすることができます。そのため、抵抗なく広告を見てもらうことも多く、効率的にSNSユーザーにアプローチができます。

より精度の高いターゲティング

各SNS広告では「年齢」「性別」「OS」「エリア」などで細かくターゲティングできるのがメリットです。また、SNS上での会話やイベント、フォロワーが似ているアカウントをターゲティングすることもできます。ユーザーの情報をもとにターゲティングを行ってくれますので、より効率よく自社の商材やサービスの情報を配信できるでしょう。商材やサービスに興味がありそうなユーザーだけに配信できることから、より高い成果の期待を持つことができます。SNS広告は、精度の高いターゲティングで顧客にアプローチしたいときに有効的です。

若い世代へのアピール

若い世代へ自社の商材やサービスを積極的にアピールできることが強みです。特に、X（旧Twitter）・Instagram・LINE・TikTok・YouTubeなどのSNSは、10代〜20代の若い年齢層のユーザーが多いのが特徴です。複数の媒体を活用している人も多く、1日に何回もSNSを開く人も少なくありません。SNS広告では動画配信も可能ですので、若い世代からの関心も集めやすくなります。若い世代へのサービスキャンペーンを行おうと予定している場合は、SNS広告で情報を配信すると効果的です。

シェアやいいねによる拡散力の高さ

SNS広告の最大のメリットは、シェアやいいねによる拡散力の高さです。ユーザーは良質な商品やサービスを知ると広めたがりますので、魅力的なコンテンツを作ると積極的に拡散してもらえるようになります。シェアやリツイートなどが広がってバズることに繋がれば、一気に話題性を高めることができるでしょう。SNSで話題になると、ニュースや他のメディアなどでも取り上げてもらえるので、さらに広く宣伝ができます。

費用対効果の高さ

SNS広告は費用対効果が非常に高いです。費用が発生するのはクリックされた時と、インプレッション数が一定数になった場合がほとんどです。リスティング広告の平均クリック単価は100円〜1,000円ほどですが、SNS広告の平均クリック単価は、40円〜200円となっていてSNS広告は、クリック単価が安くなっています。SNS広告は基本的に予算内で設定した範囲で広告が配信できます。予想外の費用が掛からないのも大きなメリットです。そのため安定した広告の運用が可能となり、単価も他のＷeb広告より安い傾向にあるのでローコストで宣伝できるのが魅力です。

SNS広告のデメリット

魅力的なコンテンツでないと見てもらえない

SNS広告はタイムライン上に配信できて、多くのユーザーの目に触れてもらえることがメリットですが、魅力的なコンテンツでないとそのまま流されてしまい、見てもらえないことが多いです。魅力的ではないコンテンツとは、コンセプトが曖昧で伝えたい内容が分からなかったり、情報が含まれすぎて理解しづらかったりするものをいいます。魅力のないコンテンツを配信しても、費用対効果が下がるので注意です。

批判が殺到する可能性がある

SNS広告は情報拡散力が高いことがメリットですが、拡散しやすいために批判が殺到しやすいデメリットもあります。一度殺到してしまうと自社のブランドの名誉にも関わりますので最大限の注意が必要です。拡散性を狙ってインパクトがあり過ぎる広告を配信すると、ユーザーの反感を買って批判されてしまうことがあります。また、配信内容に気を付けても意図しない批判が殺到してしまうことがあります。批判が殺到した際の火消しが上手くできないと、企業信用力が落ちて自滅することも少なくありません。

SNS広告の媒体選びが難しい

SNS広告には、X（旧Twitter）・LINE・Instagram・TikTok・YouTubeがありますが、それぞれ特徴が異なります。ユーザーの属性が異なったり、広告配信の手法が異なったりするため、どの媒体が自社の商品やサービスの広告として適しているかの判断が難しいため、プランニングをしっかりと考えていかなければいけません。

運用の手間がかかる

SNS広告は出稿してから終わりではありません。「媒体アカウントの作成」「広告出稿」「いいねやコメントの確認」「コメントやDMへの返信」「新しい記事の投稿」「効果測定」「改善対応」など様々な業務が発生するため、運用するには手間と時間が必要です。人手が少ない企業だと、こまめな運用管理ができないため無駄な広告費がかかり続けて費用対効果が低くなってしまう場合があります。また、コメントやDMになかなか返信ができないと、企業のマイナスイメージにも繋がりやすくなるため、運用の手間がかかることは事前に理解しておきましょう。

リスティング広告・SNS広告の目的の違い

リスティング広告の目的

・主にコンバージョンを目的としている

・悩みやニーズが顕在化しているユーザーにアプローチする

・購入や資料申し込みなどのコンバージョンに繋げる

・顕在顧客にリーチして、他社との差別化や購入の後押しする

SNS広告の目的

・認知度向上やブランディングを行う

・潜在顧客にリーチして、自社の製品やサービスに関心を持ちそうな人々にアプローチ

・短期間で多数の人に情報を届けたい新商品の発売時期や期間限定キャンペーンなどを活用

結果、顕在層へのアプローチや販売促進が目的の場合はリスティング広告が向いており、潜在層へのアプローチや認知度の向上が目的の場合はSNS広告の方が高い効果が期待できるでしょう。

リスティング広告・SNS広告に向いている職種

リスティング広告に向いている職種

緊急性が高い業種

「歯科医院」

早く治療したいという緊急性の高いユーザーに効率よくサービスを訴求できるからです。特定の地域のユーザーにターゲットを絞って広告を配信するのも効果的です。自院の所在地周辺の地名をキーワードにして、リスティング広告を配信すれば、近隣地域に住むユーザーを効率よく集客できます。

「整骨院」

歯科医院と同様に、緊急性の高いユーザーに効率よくアプローチできるからです。以前来院し、しばらく顔を見せていないユーザーに自院を思い出してもらうときにもリスティング広告は有効になります。経営の安定のためにはリピーター獲得は欠かせません。

「弁護士事務所」

リスティング広告は、弁護士を代表とする士業系事務所の集客とも相性が良く、士業系事務所を探しているユーザーも歯科医院や整骨院と同様、今すぐ相談に乗ってほしいと切羽詰まっているケースが多いからです。集客したい地域を指定しての出稿も可能なので、特定のエリアに限定して依頼者を集めることも可能です。

ニーズが明確な業種

「不動産賃貸・不動産売買・ハウスメーカー」

リスティング広告は、不動産賃貸や売買を請け負う企業やハウスメーカーなどの集客にも最適の媒体です。賃貸業者なら物件を探している人が検索しそうなキーワードに、分譲マンションの販売業者ならマンション購入を検索している人が検索しそうなキーワードに広告を出稿します。これにより、自社の売上に繋がりやすいユーザーを効率よく集められます。

「ブライダル事業」

現在結婚式関連でのニーズは多様化しており、挙式を地元で行うことにこだわらず遠方の地域やリゾート、海外で行うことを望む人も多いです。挙式を行わずにフォトウエディングだけで済ませたいと考える人も少なくありません。自社が提供できるサービスに合わせて自由に広告を出稿できます。キーワードやターゲティングで設定する条件をうまく調整すれば、多様化するユーザーの様々なニーズに細かく対応できるでしょう。

「旅行代理店」

不動産関連業と同様、自社が扱う旅行商品にニーズを感じやすいユーザーに効率良くターゲティングできるからです。旅行商品に合わせたキーワードで広告を出稿すれば、それぞれの商品にマッチしたユーザーを集客できます。季節やトレンドごとに変わる旅行の楽しさを効果的に訴求できるのもリスティング広告のメリットです。

「ディーラー・中古販売」

今の車業者では若者の車離れに対応しやすいため、ディーラー・中古車販売業界の集客でも効果を発揮します。リスティング広告などのWeb広告は、インターネットに馴染んだ若者ほど目にする機会が多いです。車の購入を検討する若者が減少傾向にあるからこそ、来店の可能性や購入の可能性が高いユーザーに対して効率よく広告を届けることが重要になります。

エリアが明確な業種

「レンタカー」

広告を出稿するキーワードを工夫すれば、レンタカーの利用を検討するユーザーを効率よく集客できるからです。レンタカーを利用する可能性が高い旅行者を狙っての広告出稿が効果的です。キーワードだけではなく、ターゲティング設定で特定の地域だけに広告を出稿すれば、出張前のビジネスパーソンによるレンタカーの利用予約も獲得できます。また、費用対効果の高い運用としてターゲティング設定で「55歳以上のユーザーを広告配信対象から除外する」といった設定も有効です。

「引っ越し業者」

年齢や性別、居住地域、引っ越し先の地域などの属性情報を設定することで、広告の配信対象ユーザーを絞り込むことが可能です。これにより、引っ越しサービスの利用を検討しているユーザーにピンポイントでアプローチできます。リスティング広告で自社のランディングページ（広告や検索結果などから流入したユーザーが最初に閲覧するウェブページ）に多くのユーザーを誘導できれば、早い段階でユーザーの候補に入ることもできるでしょう。そのほか、引っ越し業界特有の繁忙期と閑散期に合わせて、かける広告費の額を調整することも費用対効果の高い運用には欠かせません。

「ヨガ教室」

初心者歓迎・体験教室などを使用したキーワードで出稿すれば、ヨガ教室の利用を検討しているユーザーに効率よくアプローチができるからです。実店舗を運営しているヨガ教室は教室まで通ってもらう必要があるため、店舗に近いエリアに住むユーザーに絞り込んで広告を表示すれば、ニーズの高いユーザーを集められます。

「スポーツジム」

ヨガ教室と同様、スポーツジムの利用を検討しているユーザーが検索しそうなキーワードや、自社ジムの周辺地域をターゲティングした広告の出稿がおすすめです。また、スポーツジムは年齢や性別によってニーズが異なり、通うのに都合のいい時間帯も職業によって異なります。主婦やOL、営業マンや夜勤勤務者など、集客したいユーザーの属性に合わせて広告を出稿する曜日や時間、キーワードを最適化すればより効率よく集客できるでしょう。

ユーザー属性が明確な業種

「保険代理店」

近年の保険代理店は、インターネットで契約が完結する「ダイレクト型保険」やユーザーが店舗に足を運ぶ「店舗型保険代理店」など業態が多種多様になっています。どちらの業態の集客でも効果を発揮します。それぞれのユーザーが検索しそうなキーワードで広告を出稿すれば、効率の良い集客が可能です。店舗型代理店の来店を促すターゲティングでは、エリアや家族構成などの条件設定が有効です。

「リフォーム事業」

リフォーム事業では、ユーザーの具体的なニーズに合わせたキーワードでの広告出稿が有効です。自社が対応できる地域や集客に力を入れたい地域に限定するのもいいでしょう。リフォーム事業では、特に年齢でターゲティング設定するのがおすすめです。中でも、20代〜30代に家やマンションを購入し、そろそろリフォームをしたいと考え出す50代が狙い目です。

「求人・人材紹介事業」

転職などのキーワードで求職ニーズの高いユーザーに広告を届けられます。特定の業界名や業種名をキーワードに含めるのも、大きな効果が期待できます。求職者や転職希望者は、生活やキャリア実現のために積極的に情報を集める傾向にあるので、キーワード次第で意欲の高いユーザーに効率よくアプローチできるでしょう。

SNS広告に向いている業種

「X（旧Twitter）」

X（旧Twitter）は、リアルタイム性と情報拡散性に特徴があります。そのため、季節性や話題性がありトレンドをおさえた商材が高い効果を得られる傾向です。

思わず、いいねを押したくなるようなリポストで人に教えたくなるような商品・サービスの訴求に向いています。具体的には、新商品・限定キャンペーンの認知施策やアプリのダウンロード促進・フォロー獲得などです。

「LINE」

LINE広告と特に相性がいい業種の特徴は、検討期間が短い商品やサービスを取り扱っている業種です。検討期間が短くユーザーが何気なく広告を見たときに、欲しいと思うような商品やサービスであればLINE広告による効果は大きいでしょう。また、購入ハードルが低く即決性の高い商材は相性が良い傾向にあります。

「EC業界」「飲食業界」「ゲーム業界」「美容・健康業界」「動画配信サービス業界」「エンターテイメント業界」「アパレル・ファッション業界」などが向いていて、特に化粧品や健康食品は幅広い年代の女性ユーザーにリーチできるため、LINE広告により訴求率を高められます。また、ECサイトを展開している企業は購入までの導線づくりとしてLINE広告も有効な手段の1つとなるでしょう。

「Instagram」

Instagram広告は視覚的に訴求力の高い広告展開が可能な為、BtoC企業、特に写真や動画で魅力を伝えやすい業種・業態と相性が良いといえるでしょう。例えば、美容業界では施術の写真やサロンの雰囲気を伝える動画を掲載することで、新規顧客獲得が期待できたり若年女性の口コミで広まることができます。

また、飲食業界などは画像や動画で視覚に訴えられることが重要だったり、ファッション業界だと継続的な購入をすることが期待できます。他にも旅行業界やアクセサリー業界などInstagramユーザー層と親和性の高い業種・業態で効果を発揮しやすいでしょう。

「Facebook」

Facebookは、安価なものを取り扱うECサイトだったり人材求人やローン商材の登録、セミナー集客などが向いています。

また、新製品の紹介、セールスプロモーション、オンラインストアへの誘導などに適している小売業や、物件情報のショーケース・オープンハウスの告知などの潜在顧客へのリーチが可能な不動産業、コンサート・映画・イベントなどのプロモーションにFacebook広告が利用されるエンターテイメント業界も向いています。

「TikTok」

TikTokでは、コスメのレビュー動画やメイクのHow-to動画はとても人気です。また、アパレルブランドなどはスタッフが実際に着用している動画が人気で、背が高い/低いスタッフが同じ洋服を着用する動画は、視聴者が洋服をネットで買った後のイメージがつきやすく洋服の生地感や重さなども分かりやすいです。

飲食業界では、ご飯やスイーツの動画はいつでも人気があります。再生数なども伸びやすく、新商品や話題になったカフェなどに実際にお店まで足を運ぶ人も多いと思います。観光・レジャーでは観光理の売りやキャストなどサービスに基づいた動画が人気です。ファンを作ることでさらに行ってみたいと感じられます。

そしてホームページ上の写真や情報だけでは想像が付きにくい物件の内件動画が人気の不動産は、TikTokの動画では細かい収納スペースや鍵の種類なども一気に見やすいので物件紹介はとても人気があり向いています。

「YouTube」

まず車・スポーツ商品などの趣味系が向いています。動画は短い時間で多数の情報を要約できるので相性が良いです。

美容・ファッションなどのショッピング系も向いています。アパレルや美容品はデザインやコーディネート、使用感がプロモーションでは重要なので、静止画よりもメリハリのある動画の方がインパクトを与えやすいです。

また、転職やコンサルティング、語学などのビジネス系サービスも相性が良く、文章や写真だけでは伝わりにくい内容も動画で実際に様子を見ることでイメージしやすくなり、サービスに興味や関心を持つ人、実際に利用したいと思う人が増えやすくなります。

リスティング広告・SNS広告に期待できる効果

リスティング広告に期待できる効果

・購買意欲が高い顕在層へのアプローチ

・短期間の集客

・Webサイトへのアクセス増加が見込める

・費用対効果が高い商材で効果が出やすい

・緊急性が高いニーズを持つユーザーにアプローチ

・広告効果の分析・改善が容易

SNS広告に期待できる効果

・認知度向上やブランドイメージの形成

・潜在層へのアプローチ

・若年層へのアプローチ

・購買意欲の高いユーザーへのアプローチ

・ユーザーとのコミュニケーションの強化

・ブランドとユーザーの関係の構築

まとめ

リスティング広告とSNS広告で全く違う部分もあれば似ている部分もあり、業種や目的によって使用する媒体は違うと思います。リスティング広告で運用すべきなのか、SNS広告で運用すべきなのかをぜひこちらを参考にしていただければと思います。

また弊社株式会社コアシーケンスでも、広告運用が可能となっておりますので、ぜひお問合せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。